硬い地盤なら安心ってホント?

地盤は、【硬くさえすれば良し】という考え方があるようですが、直下型地震に備える為には、かえって危険を呼び起こす事例が起きました。
地盤改良や杭工法などで強い地盤にした場合、下図のように岩盤からの突き上げがそのまま建物に直撃します。その結果新潟県中越地震では、地震の突き上げで柱が折れたり、跳ね上げられた建物が杭や基礎の上に落ちて大きな被害が発生しました。
そこで地盤調査による正確なデータの裏づけが無し、と過度の地盤補強となってしまいます。
オノウエ耐震・地盤調査事務所では表面波探査機[G0-21]で実際に模擬地震(振動)を起こし、正確な数値にて支持カを計測する事ができます。このデータを基に地盤対策を施せば、業者の方や施主様も大きな安心を添える事ができます。

硬い地盤なら安心ってホント?